最近の推しの話

その思い、いつまでも

みなさんが誰かを推す理由はなんでしょうか。好きで大好きで応援している推しを思い浮かべてください。アイドルでも俳優でも、友人でも先輩でも、誰でもいいです。1人だけじゃなくて複数いる方もいらっしゃるでしょう。

かわいいからでしょうか。かっこいいからでしょうか。ギャップが良いからかもしれません。喋りが上手いから、声や考え方が好き、という理由もあるかもしれません。

 

筆者が強く誰かを推すときは、「その時一番求めていること」が理由です。

過去に2回、本格的に沼った推したちがいます。今回の本筋に逸れるので、詳しくは書きませんが、1つは舞台『おそ松さん』に出てくる等身が高い方の6つ子たち、「F6」です。この時は諸事情で無自覚に、ただ確実に病んでいて、そのつらいことから思考を逸らすことができるキラキラした彼らにドはまりしました。公演Blu-rayを音源だけ別に取り入れて移動中もセリフも覚えるぐらいひたすら聞いて、支えられていました。ここから2.5次元俳優に転がっていくことになった思い出深い推したちです。

2つ目はゲーム実況者兼音楽作成ユニット『M.S.S Project』。彼らを推し始めたきっかけは「平成最後のさいたまスーパーアリーナ」でのライブチケットが取れたからでした。元々知ってはいたのですが、この時とても仕事に疲れていた筆者は、実際にライブに行き、彼らの動画を見、「いつまでも変わらない友達」感覚の実況スタイルに非常に救われました。今ではどの推しの中でも最も推している人たちです。

 

「推しは一人だ、最推しという言い方が理解できない」という話を聞いたことがあります。そういう方からすれば、筆者のような人間はまるで浮気性のように見えて、本当にその人たちを「推している」とは言えないのかもしれません。 

ただ、つらいその時に「救ってくれた」推したちは、その後一瞬でも離れようともいつまでも心の支えになっています。

常に心のどこかにいて、またなにかつらい出来事に遭遇しても元気づけてくれます。

 

 

そして、出会い

そんな筆者を新たに「救ってくれた」推し、それがにじさんじ所属Vtuberです。

 

今回のきっかけは昨今の新型ウイルスでした。周囲の人たち、なにより筆者自身の心がささくれ立ってどうしようもなくなり、平和に、穏やかに生きたいと切望していました。

当時MSSPの動画やジャック・オ・蘭たんさんやナポリの男たちを見ていましたが、それも最新の動画は見終わり、どうしようかと思っていたところに彼らと出会いました。

元々はフォローしているMSSPのファンアートを描かれる絵師さんがオススメしていた彼を見たのが始まりでした。

 

 

にじさんじ所属バーチャルライバーの、

彼の名前はイブラヒム。22歳(2021年6月現在)の若さにして元石油王の温泉王です。

褐色で切れ目が特徴で服装もエピソードも相当なお金持ちを想像させてくれます。

そんな彼には同期が2人います。

それがメリッサ・キンレンカフレン・E・ルスタリオです。

メリッサ・キンレンカは年齢不詳、性別不定のお歌が抜群に上手な子。

フレン・E・ルスタリオはとっても友好的な女騎士。お歌も上手。

この同期3人は「」として2020年ににじさんじのライバーとして活動を開始しました。

 

この3人にハマるのも時間の問題でした。

なにより、彼ら3人集まれば、会話がとてもフワフワしていて穏やか。ノリツッコミはあれど、尖った雰囲気も次の瞬間にはフワフワ空間になっている。この同期だからこそ、なにより「メイフ」だからこそ生成される関係性にとても癒されたのです。

個々人の配信もギャップがあり、可愛くかっこよく平和に穏やかに行われるリスナーとのやりとりに、気づけば虜になっていました。

 

言うてますけども

イブラヒムは抜群にゲームが上手く、初見・既知に関わらずどんなゲームでもこなしてしまいます。ですがそれに驕ることなく、(相手にもよりますが基本的には)相手を尊重し、丁寧な解説・プレイングでリスナーを飽きさせないのは彼の大きな魅力の一つです。

彼のもう一つの特徴として、スパチャ芸があります。現在はそこまで頻繁に行われているものではありませんが、スパチャにてボケたコメントにひたすらつっこんでいくスタイルがとても面白く、彼の他の配信を見てみようと思ったきっかけでした。それでも本人がとても穏やかに柔らかな声をしている上に例えやツッコミに(漫画やゲームの)知識の深さを感じるのもギャップがあってとても良いのです。

きれいな美人の彼は一見するときつい印象を受けるかもしれませんが、一言喋ると優しくてふわふわしてたり、時には情けない声が出てしまったりして。ゲームの上手さからは想像がつかないほどの穏やかさを持っています。

メリッサとコラボした時の会話が特に顕著で、2人で脳死発言をしツッコミ不在の不思議な空間を作り出しました。

ここまでくると寝坊も愛嬌ですね。……愛嬌、ですね。

 

リスだったときの僕

メリッサの魅力は何と言っても歌声です。表現力豊かなメリッサの歌声は聴く人を次々と魅了して止みません。繊細な綺麗な歌声だったかと思いきや、次には力強い歌声になる。歌うのが大好きだと、声を発するのが大好きだと全身で伝えてくれます。

かっこいい声も可愛い声もきれいな声も爽やかな声もなんでもできてしまうそんなメリッサはお話も癒されます。思慮深く素直なメリッサの雑談は、その素敵な声も相まってラジオのように癒されます。

そしてお顔が良いのも魅力の一つです。猫みたいなお目目に素敵な八重歯……。そのお顔でいろんな表情をされるととても愛おしくなります。

 

見てるよ~

 「女騎士」ということで強い性格かと思いきや、その正体はとても明るくてキュートなポン。

ポンだけれども、ちゃんと努力ができる素晴らしい子です。グウェルさんとの小学校の算数を習得する配信はその筆頭です。素直な子なので呑み込みが早い。おそらく勉強に興味がないか、(グウェルさんの解説はとてもわかりやすかったので)今までの教え方がフレンに合わなかっただけだと思います。これは持論なのですが、成績が悪く偏差値が低い子でも、それだけでは「頭が悪い」とは言えないと考えています。そういう子でも偏差値が高い学校に通っている子でも苦手なことをこなしてしまう姿を実際に見てきたからです。

フレンの配信スタイルとして、”もう一人のフレン”があります。これがとても好きで、これのために配信見ているまであります。言い過ぎた時などに、「言いすぎだよ、フレン」などど自分で自分を諫める芸は配信者としてはあまり見ないスタイルなので毎回新鮮な気持ちで、見ていて楽しいのです。

また、フレンはメリッサとは違う方向に歌がお上手です。フレンの高音がとてもきれいで、普段の元気に騒いでいる配信の姿とは似ても似つかないきれいな歌声をしています。

お顔も可愛いけれど、声(喋り方)がとても可愛いのも非常に魅力です。

 

彼らとコラボしているライバーを追っているうちに、いろんなライバーを見ることが増え、いつの間にか好きなライバーが増えていました。

おかげで最近は見る配信が増えて追いきれません。嬉しい悲鳴です。

 

 

それでは、

言ってしまえばメイフの3人より穏やかな配信をするにじさんじライバーは他にもいるでしょうし、います。例えばシスタークレアが最初だったら。例えば天宮こころが最初だったら。例えば、他のライバーだったら。筆者のにじさんじの最推しは変わっていたでしょう。

だけれども、筆者が最初に出会ったのはイブラヒムであり、メイフでした。他のライバーを好んで見ていますが、最終的には彼らに戻っていきます。

メイフが笑えば自分もつられて笑い、メイフが悲しめば自分も悲しくなり、メイフが嬉しいことは自分のことのように嬉しい。

グッズに関して言えば3人が揃っていないと落ち着かない。

ヒヨコが最初に動くものを親と思うように、最初に救ってくれた彼らを大好きになりました。

 

 

お相手は

そんな筆者の最近の推しが、ついに3Dになります!!!

イブラヒムが、ついに!お披露目です!

メイフの人気はすさまじく、2Dの2.0アップデート、並びに3D実装条件のチャンネル登録者数10万人突破もあっという間に達成しました。

そのおかげか、にじさんじの大きなイベントで、まだ3Dが実装されていないライバー数名と共にメイフ3人とも先行3Dを披露しました。

しかしこのイベントは公開期限が決まっており、筆者がメイフにハマった時にはもう公開期限が切れていました。その時の悔しさと言ったら、もう。

 

特に推しの3Dは一大イベントです。企業ライバーとはいえ、Vtuberとは非常にお金がかかるそうですね。それはそうです、Live2Dモデルしかり、3Dモデルしかり。そもそも衣装も必要ですし、場合によっては背景や小物のモデルも必要になります。

そんなお金がかかる進化の最上級と言って過言ではないのが3Dです。リスナーに愛され(にじさんじで言えばyoutube登録者数10万人)、お金をかけても良いと判断された者だけが許される進化です。いくら箱の影響で10万人突破が(ほぼ)確約されているとは言え、推しがみんなに愛されて幸せそうに笑っている姿を喜ばないファンがいるのでしょうか。

Live2Dのアップデートでより表情がわかりやすくなるだけでもとても嬉しいですが、2次元から2.5次元に進化するのはさらに細やかな動作がわかります。そこに”生きている”姿を実感することができるのです。

 考えれば考えるほど、Vtuberとは不思議な存在です。普通のYoutuberとは違い、実写ではありません。一見アニメーションだけれどもちゃんとリスナーとリアルタイムで会話ができる。所謂2.5次元の存在だけれども、”魂”((中の人(とこの場では言わせてください)))の存在とは別物として、バーチャル上に実際に一個人として存在している。昔の「なりきりチャット」のように、違う自分になれます。

Vtuberはリアルタイムに意思疎通ができる2次元の推しだとすると、ある程度のロールプレイが要求される存在として”いろんな心配”をしなくて良く気にせず推せる存在と言えるでしょう。だからこそその”心配”事が起きてしまったときには普通の炎上よりも大きく燃え上がるのでしょうね。(当社比)

 

 

と、脱線しながら長々と書きましたが、一番は「推しの3Dが楽しみで瀕死」という言葉に尽きます。助けてください。そしてみんなで墓に入りましょう。

ヒプステtrack.2を観た話

アーイ!↑↑

今回はヒプステのお話。track.1を観てないので、いろいろ不足してるところがあると思いますが、ご了承くださいませ。

ヒプマイ自体は好きなのよ。でもね、舞台化されるってなったときに、「なんで声優の人たちじゃないわけ????」ってなったの。ここでは詳しく明記しませんが、この件に関してはめちゃくちゃ炎上したので、調べればすぐ出てくると思います。つまりわたしも同じように、憤ったわけです。だからヒプステ~~?????って思ってた。正直track.1はトラウマにまでなってるので、たぶん永遠に見れない。

でもなんで観ることになったのか?

 

track.2

わたしの……推したちが……出ることが……決まったわけなんです……。

この時は、口が悪いけど、推しを人質に取られたな……って思ってた。

ちなみに推しは、

夢野幻太郎:前山剛久

伊弉冉一二三:荒木宏文

鬼灯甚八:加藤良輔

の3人。そう、各ディビに推しがいる。なので本当に人質を取られた気分だったの。ごめんなさい、許してください。

めちゃくちゃ不安だったけど、まぁ、信頼MAXの推したちだったから、円盤待つか~くらいの気持ちだった。

 

おっけっけ~!

新型コロナの影響で、全公演配信になったことがわたしの好機。しかもニコ動での配信だったから、タイムシフトが1回だけだけど観ることができるってわかって、全配信買いました。全通で~~~す☆運営様、本当にありがとうございます。

初日を観て、考え変わりました。ちょっとだけ人からふんわりどういう舞台か聞いてたんだけど……プロジェクションマッピング最高に雰囲気に合っていて好き……。

リリックが肝だから、それを強調するためになにかスクリーンを使うことはわかる。ただそれをここまで前面に押し出して舞台に使うとは思わなかった。幻太郎との相性最高じゃない???傘を使うのも素晴らしすぎた。

全景・最前・オリジナルスイッチング・各ディビメイン・DDBでそれぞれ注目できるDayがあったのは、本当に感謝しかない。こういうときじゃなきゃあり得なかったカメラワークだったと思う。でも、そのおかげでそれぞれの顔が良く見えて、さらに心情が深く心に残った。単純にDDBメインもあって本当にありがとうございますとしか言いようがない。本編置いといてダンスメインってなんだよってなりがちだけど、そも全景・各ディビメインがあるので、最高の選択です。実際めちゃくちゃ福利厚生的に良かった。

 あと、ラップシーン、後ろで元々録ってあった音声と一緒に舞台上でも本人たちが歌ってるから、二重に声が聞こえて、さらに厚みが増して鳥肌。

あのね、幻太郎、めっちゃ最高に幻太郎……。美しくて妖しい……。頭の先から手の指先、足先に至るまでめちゃくちゃ幻太郎になってた。まえぬー美しすぎん……?本を口元で閉じる演出、普通にえちえち演出だけど、本の音が聞こえるっていうのも最高に良い。

あとさ、一二三の足めちゃくちゃ細くてめちゃくちゃ長くない????最年長が20代のチャラホストやってるのめっちゃウケるんだけど、最高に一二三で泣いた。わたしが荒木さんを好きになったのは刀ミュの青江からなんだけど、彼は本当に2.5次元への努力がすごい。青江も一二三も、声から立ち姿、所作に至るまですべて完璧にやりこなす。並大抵の努力じゃできない。今回に関しては本人が元々Hip-Hop好きだから、本人自身がめちゃくちゃ一二三を演じることを楽しみにしてくれてたのが一番でかいと思う。本当にありがとうございます。そして、彼に至っては初日を迎えた段階で、どこに練習時間あったんだ????って思うわけ。だって初日1週間くらい前に違う舞台の本番ずっとやってたんだよ???しかもその舞台もダンスバトルして。で、初日前日前々日には違うコンテンツのリハーサル・本番までやって。どこに練習時間あったの?なんでそんなに完璧にジゴロにできたの?天才?もしかして神の方ですか?

鬼ボンさ、めっちゃバスブロじゃんって思ったのわたしだけ???一番手をめっちゃ慕ってる二番手と三番手。二番手はちょっとおバカさんで抜けてるところがあるけど、勢いは良い。そんな二番手を補う知的で冷静な三番手。そんな二番手三番手を率いる圧倒的リーダー一番手。いやめっちゃ一郎二郎三郎じゃんね。実際鬼ボンのチーム曲に「血のつながりはないけど盃交わしたら兄弟」って言ってるのもさらにそれっぽい。

全世界のみんな、ポッセ曲をぜひ歌詞で見て読んでくれ。

 

あざっすっす~!

  • 飴村乱数:原作はちゃんと履修してるわけではないんだけど、いや、乱数だよね?線の細さと仕草があまりにもかわいいね、かわいいよ、きゃわだよ。闇具合もらむちゃんだよ。ちゃんと立つと小ささがあんまりなくなっちゃうけど、それをどうにかずっと腰曲げたり膝曲げたり座ったり高すぎる場所にいたり足大きく広げたりすることでちゃんと小さく見せてるの、優~~~~。
  • 夢野幻太郎:上記にもあるけど、夢野幻太郎だった。そのまんま……。某2.5ステの某皇帝役を演じられた時から、こういう美しい役に最高に信頼あったけど、それ以上だった……。美しさもあり、姫さもある。好きです……。
  • 有栖川帝統:癒し枠その1(詳しくは下記)。コートの扱いが最高。幻太郎に助けを求めるときの姿シルエットがあまりにも神に祈る信仰者……男性でもそういうのあるよね、カソック?と一緒に着るやつ。ダンスもラップも上手くてやばくない?なにこの子。さいこうかよ!!!でもしっかりかっこかわいいのすごい。最後の真面目になったか?って思ってからのちゃんとクズなの、最高に良い。でもちゃんと仲間思いなの、最高。ありがとう。お前そういうとこだぞ。
  • 神宮寺寂雷:わぁ、巨人……。もしかして喉に速水奨さんを飼っていらっしゃる方ですか?髪ばっさぁあ!!ってなるシーン多すぎてかっこよかったんだけど、回によっては顔にかかって払いきれなくて、お顔にかかったまんま芝居続けたときはさすがに内容に集中できなかった。表情どころじゃなくてただの髪の毛だったから。もうちょっと改善していただければ◎だったなぁ、と。でも髪の件以外はめっちゃちゃんと先生だった……。3分の2が脚。
  • 伊弉冉一二三:癒し枠その2(詳しくは下記)。最年長、だよね?わたしの知ってる37歳、なんで20代演じられるのかわからないんだけど。最高かよ。私の違う最推しも37歳なんですが、わたしの知ってる37歳ってもっとおっさんっぽいよ?わたしの上司、二人ともと同じ37歳だけど、もっとおっさんだよ??(失礼)だのになんでそんな美しいんだ???荒木さんもきっくんも奇跡すぎない???観音坂独歩役の宮城くんと11歳差らしいね。なんでちゃんと同い年に見えるの?さすがすぎない?最推し~~~らぶ~~~。ちゃんと声も仕草もなにもかも一二三で感動した。なんでそんな完璧にできるんだ。(詳しいことは上記)
  • 観音坂独歩:わたしはおさななの中の人たちの実年齢知ってるから、たまに出てくる、宮城くんの若さに元気もらってる。お顔めちゃくちゃきれい。社畜~~~お前雨の中で嘆き悲しんでるけど、家にきれいなホストが家事してご飯作って家で待ってるの、わたしたち知ってるんだからな、おい
  • 鬼灯甚八:私の最推しーずの一人~~~!!!好きだよ~~~!!愛してる。笑顔も怒った顔も真顔も悲しそうな顔も飲みパーティの時にわちゃってるのも、全部全部全部かとりょさが出てて最高なんだよ。そして荒木さんの1個下だけなのにこの元気よさよ。もしモバイル入ってる人がいたら、各ディビの開幕ビデオ見てくれよな、それぞれ素敵なビデオ出してるけど、鬼ボンの3人、というかかとりょがめっちゃ楽しそうでかわいいから。
  • 駒形正宗:笑顔とお声、かわいくな~~~~い???自己紹介ラップで「泥船に乗ったつもりでな!」って間違えちゃってるのに自信満々のにっこにこなの可愛すぎる。あと、「かんのんざかちゃ~ん」って言うのありがとう。300万のくだり、かわいすぎて感謝感激。
  • 影向道四郎:the後輩。かわいい。マサにつっこむどーしろうかわいい。よっ、蕎麦屋の息子(?)蕎麦屋だからマイクも蕎麦切り包丁なの、愛を感じる。自己紹介曲の時空中飛ぶのすばらしい。

全体的に、純粋に作品としてレベルが高いなって感じた。track.1の感想探してたら、やっぱりあからさまにtrack.2の方がレベル高いっぽい。まぁ、なんか元々当時から「小学生のお遊戯会」(track.1のことだよね?)って聞いたことがある気がするから、そういうことなんだよね、きっと。うん。(確実に過激派の意見が入っているので、有識者の方がいらっしゃいましたら情報くださるとうれしいです。)

わたしは元々鬼灯甚八(加藤良輔)のこと期待してたし信頼してたから、鬼ボンが良いチームであることはわかってたし、実際かとりょだけじゃなくて二番手三番手も含めてめちゃくちゃ最高なチームだった。そして、最初はそこまで気にしてなかった/どうなるんだろうって思ってただろう人たちが、「私たちの夏を連れてきてくれてありがとう」「(太鼓と祭りで)夏を感じる」「草女」とか言ってくれるのが本当にうれしい。鬼ボンがファンの方々にどういう受け入れられ方するのかずっと不安だったわたしにとっては幸せな言葉です。みんなも草女になろうね!!あと、大千秋楽を一緒にオンラインリアタイしてくれた友人が「アサクサの人たちとの後日談として続編ないの??」って言ってくれたの、草女として本当にうれしく思ってる。本当にありがとう。

 

ハートフルボッコストーリー

ストーリーが思った以上に、めっちゃくちゃ重い。重すぎる。最初に推し(一二三)と推し(鬼灯)が仲良くなってるの最高にらぶ~ってなってたのに。シンジュクディビの応援団になってくれたのめちゃくちゃ愛したのに……。

重すぎて、この舞台の癒しはもはや帝統と一二三。幻太郎も癒しなんだけど、彼はいろいろ察しがいいからシリアスの架け橋になっててグレーということで。でも鬼ボンに取り立てられてるときのポッセ、乱数&幻太郎、幻太郎&帝統のコンビで後ろでわちゃるの可愛すぎる。癒しです。でも圧倒的に一二三の回替わりコールと帝統の回替わりサイコロが癒しです。回替わりコンビ、本当にありがとうございます。本当に助かります。2部と一緒で福利厚生タイム。

ヒプマイの人間って、すれ違いしてないと生きていけないんですか??なんでこんなに治安が悪いの……?

1つだけずっと気になってるところがあるんだけど、このディビジョンバトルって、「基本的に」一番手同士、二番手同士、三番手同士で戦うもんだと思ってた(そうでないとわざわざ共通用語でそういう呼び方しないと思う)んだけど、シンジュクvs.アサクサのシーン、一二三(二番手)が戦う(倒す/介抱する)のは道四郎(三番手)、独歩(三番手)が戦う(倒す/介抱する)のは正宗(二番手)なのはなんで?本編でそれぞれがそれぞれと「必ず」戦ってるわけではないのはもちろん知ってるんだけど、初見もいるこういう舞台のシーンとして出すなら順番で来るべきだと思ってたんだけどなぁ。

最後、アサクサディビの人たちに忘れ去られてしまうシンジュクディビ。寂雷とお話しした親方が「また一緒に野球しようぜ」って言ってくれて、バトル会場から去るときには「いつでも来いよ」って言ってくれたのに、忘れられた後に野球してた鬼ボンに「知らねぇよ、てめぇなんか。二度とアサクサ来んじゃねぇぞ」って言われるつらさよ……。ここの甚ちゃんたち、人情の街にしてはめっちゃ冷たいんだよね。洗脳の後遺症?

でもさ、思ったんだけどさ、元々仲良くなったのって、独歩の会社がアサクサのお祭りに出資したおかげでお酒ふるまってやろう!ってことから始まってるんだよね?ってことは、出資されたこと自体はあったことなんだからまたお酒ふるまえ!ってなるんじゃないの???そこからまた仲良くなってくんだよね????ね?????

って、ここまで妄想して、そもそも帝統がパチ屋に迷惑かけたことすら無いことになってるんだから(きっと壊れた台はそのままだけど)、独歩の会社に出資されたことすら忘れてしまってるんだよね、きっと。本当にもう、会うことはないんだね……。私の推したちはもう二度と、仲良くなることはないんだね……。あのお酒パーティ最高に好きだったの。仲直り回ください。

最後にらむちゃんが「最高のポッセだよ」って言うシーン、初演はもっと苦しく言ってた気がするんだけど、公演を重ねるうちに幸せそうになってくのが胸にキた。らむちゃんに夢野幻太郎と有栖川帝統っていうポッセがいてくれてよかった……。

 

ま、嘘だけどね

2部のライブパート、DDBの方、まじですごすぎるので、すごい(語彙力)。この人数しかいなかったのに、こんだけすごい人たちだから、鬼ボンとまてんろーのパーリタイムのシーンとかめちゃくちゃ人数いた気がする。各ディビにも代わる代わるいたから、「この人数しかいなかったっけ?」ってなる、本当に。もちろん俳優さんたちの本物度もすばらしいものだったけど、この方々がいたからこそ、track.2が「ラップバトル舞台」として成り立ったといっても過言じゃないと思う。

アサクサパートで最後の方親方と道四郎がわちゃってるのかわいすぎるんよ……。

カテコのアサクサだけ、全員揃ったときに全員でお辞儀しないのちょっとさびしい。

 

 

大千秋楽

大千秋楽のカメラワーク、いつもの3倍カメラがあったせいか、めちゃくちゃ目が回ってしまった……若干酔った……。でも今まで以上にお顔がちゃんと写っててよかったです。その分後ろで細かく演技してる人たちのはちょっと犠牲になった感否めない。が、その分他ディビ回で観ればいいので解決。最後の甚八とどーしろうのわちゃわちゃカメラ抜いてくれてありがとうね……。

最後ってだけあって、役者・演者全員が全力で役を演じきってやろうって気概を感じた。今までの公演と雰囲気が明らかに違うシーンが随所にあってうれしかった。時間を見つけてまた初日から見返したい。

最後のカテコ、なんなん、あれ……。泣かせる気満々……泣いたわ……。そもそも大千秋楽だから、さすがにカテコ何かしゃべるやろって思ってたから、最後マウスガードつけて戻ってきたのは正直うれしかったし、やっぱりしゃべってくれるんだ!って興奮した。かと思ったら、キャラとしてだけどちゃんとDDBさんも含めて挨拶してくれたの本当にうれしい……。鬼ボンのみんな:「またアサクサ来いよ」って言ってくれたの、泣くわ、そんなん。蕎麦屋行くよぉ。シンジュク:独歩なんで土下座した??????でも女子社員の皆様って言ってくれたの嬉しかったよ。一二三、素敵なリリックありがとう。でもお得意様とか泣くから、な??わたしは先生の患者なのでまたすぐに会いましょう。シブヤ:帝統、急にサイコロ振るな、惚れるから。回替わり「1」の時のセリフ「ナンバーワン、俺のことか!」ってところを「ナンバーワン、お前らのことか」って言うの~~~~好き~~~~ありがとう。そしてその賽をまぼちゃんのお手手で振るの好き……。そしてそれを返すの良い……。幻太郎、書斎まで招待してくれるはずだったのになんで秒で「まぁ、嘘ですけどね」って言うの???惚れるからやめろ????好き。らむちゃんのおねーさんだよ!!!!!

Wカテコ、らむちゃんがマウスガードしてないからって、真後ろ向いて挨拶してくれるの、本当に泣いてしまった。「マスク付けてないからこのまま(真後ろ向いたまま)話すね!」普段のカテコはマスク取って一切喋らないでお辞儀だけで終わらせて。ここまで感染症対策しっかりしてくれて、たぶん公演期間が短いのもヒプステの特徴的にそのためで。この舞台が大成功で終わるために役者・演者・演出家・照明・音響・その他スタッフの方々が全力で力を合わせた結果、こんな状況でも素晴らしい舞台が出来上がったんだと思ったら、このヒプステtrack.2に関わった方々のことを思って涙が出た。

カテコ終わったあとにもう1回主題歌来て泣いたし、キャスト全員がその場にいてくれたのも泣いた。大好き……。にっこにこじゃん……。主題歌であんなにキャッキャしてる光景が見られるなんて思わなかった……。絶対未来はそうなってほしい。

再演が決定したこともうれしかった。ずっとニコ動のコメントで「再演して」っていうコメントが毎回、毎時流れてたから、誰かアンケに書いたのかな?それともコメントも見てくれてたのかな?あの公演を見た誰もが8日間だけじゃもったいないって思ってくれていたのがわかった、最高に暖かい空間だった。絶対チケット取る。

にしても、この8日間ずっとヒプステ浴びて生活してたから、これが終わってしまうとわたしはどうやって生活したらいいんだ……?ヒプステのために仕事最速で終わらせて、ヒプステのおかげで元気な曲で1日なんとかやり過ごせて(中の人はそこそこ社畜なので毎日がしんどい)。円盤とCDが遠すぎて悲しい。けどしぬほど楽しみ。

 

最後に、ヒプステtrack.2のキャストの方々、本当にお疲れ様でした。あなたがたのおかげで今まで音声と漫画だけだった「飴村乱数/夢野幻太郎/有栖川帝統/神宮寺寂雷/伊弉冉一二三/観音坂独歩」というキャラクターたちが実在してもおかしくないキャラであることが確認できたし、ちゃんと現実の人として動いてしゃべっているのを観れたこと、本当に幸せでした。映像としてまだちゃんとでてないのに、ファンが違和感持つことない言動だったのは、本当に並大抵の努力じゃ成しえなかったことだと思います。本当にありがとうございました。また必ず来年3月にお会いしましょう。「鬼灯甚八/駒形正宗/影向道四郎」なんで原作にいないの?ってくらい、この場に自然なキャラクターたちでした。最後は哀しい話だったけど、いつか必ずシンジュクと仲良くお酒飲んで野球やってる姿を見たいです。来年3月にはまたその素敵な笑顔でお会いしましょう。わたしたちの夏を連れてきてくれて、本当にありがとうございました。DDBの方々、スタッフの方々のおかげでこのステージが最高にぶち上れたと思っています。短い間でしたが気遣うことが多すぎて大変な期間だったかと思います。それでも最後まで完走できたのは本当にすばらしいことだと思います。本当にありがとうございました。また来年3月もパワーアップしてどうぞよろしくお願いいたします。

三百年の子守唄(再演)を観た話

うんうん、君も変な名前だと思うだろう?

 2017年版感想はこちらから。

aidband.hatenablog.com

 2017年の方(以下、初演)はね、円盤に残ってるものが横田くんの号泣だったから、すごく感情に溢れてる舞台だなって思ってたの。再演はどんな感じになるんだろうってわくわくしてた。

でもね、再演は思った以上に重かった。話自体は変わらないのに、役者たちの演技が重い。だってみんな笑わないんだもの。

あと、これは悪口なんですが、映像にさ、衝撃波つけるのやめよ???推しがブレてしまって見づらいんですが???あと色味変えるのもやめよ???これは好きな人もいるかもしれないけど、少なくともわたしは現場の色味をそのまま感じ取って見たい派なので、そういうことされると困る。

 

出番かな?

特に村正が怖かった。知ってる?美人の真顔って、怖いんだよ。

もっくん推しだから、もっくん出てるシーンはもっくんちゃんと見たいんだけど、怖すぎて直視できなかった。青江と二人のシーンなんて氷すぎて逆に泣いた。

再演の殺陣、めっちゃ精錬されててよかったね。めちゃくちゃきれいだった。

再演、全体的に演技・演出が見直されてた。初演のコミカルさが大好きだったのに、なにもかもシャープになってしまった。村正の真顔しかり、青江の竹千代のあやし方にしかり。あやし方いえば、初演は刀剣男士たち同士が仲良さそうだったけど、再演は竹千代・信康・吾兵と仲が良いのが目立った気がする。良い。初演の竹千代ーズが可愛すぎたから(真剣乱舞祭で注意事項言った後にぴょんぴょこ言いながら二人はけてったの、びっくりするほどかわいくてぼろぼろ泣いた(なぜ?))この子達で再演ぐらいわちゃってたら悶え苦しんでいた……助かった……。

シャープになったおかげで殺陣がかっこよかったり、セリフ回しがかっこよかったりするんだけどね。

村正が初演よりも家康に殺意高めだったのは、次作『葵咲本紀』への伏線?(観てない) それとも「村正が冷たいから」家康に殺意高めだったのか。

『葵咲本紀』で思い出したけど、歌合2019で私の推し脚本家が書いた話で、お風呂上がりの青江が、「村正ズはまだあっちにいる。僕たちだけ先に帰ってきた」「無事に帰ってくるように願掛けで椿油使ってる」って言ってるんだよね。私は『葵咲本紀』は観てないので妄想するしかないんだけど、みほとせで検非違使と闘うシーンから、家康公がお亡くなりになられるまでに確実に時間が空いてる。この間の話なのかなとか思ったり、思わなかったり。まぁ、『葵咲本紀』は一緒にいる刀剣男士が違うから、なんとも言えないし、違うシーン・世界線の話なのかなと思うところもある。あと、出てくる役が信康とその兄弟?だから、検非違使後の話ではないのは確実なんだけどね(そこで信康がお亡くなりになるため)。夢を見させてくれ~。

検非違使といえば、このシーン、初演よりも結構ちゃんと尺取ってる?なんかしっかり描かれてる印象がある。ここでみんなの真剣必殺が出たのもより苦戦具合が伝わってきてよかったな。

牧島くんの演技だと、キレがあって、貴族っぽい動き(?)してて、信康の墓に大倶利伽羅が話しかけるシーン、情が湧いた吾兵に対して穏やかに話しかけてるの、めっちゃ良い……。

村正、最後の方の、特に本丸に戻ってきたときの刀剣男士たちといるときだけはとっても楽しそうなんだけどなぁ。刀剣男士たち「だけしか」いない空間だからなのか、家臣の真似事に自分も加わって徳川家を見てきて、物吉くんたちとお話しして心の中でなにか変わったからなのか。

それにしたって、村正ソロの「私が見上げるといつの時も訪れるは常闇」ってつらすぎて泣いた。そりゃ笑えないよな。自分が家康の死に直接関わってるんだから。この後なにがどうなるかわかってるんだから。

 

始めようか

家康の死の床シーン、初演はみんなに見られながら信康が出てきたけど、再演は見ないか、チラ見するだけ。初演同様、夢であって現実でもあるんだろうけど、考察の幅が広がりますね。

信康、ちゃんと年取ってることに泣いた。「掛川の百姓、吾兵」として、戦いのない、戦う必要のない、平和な一生を全うしたんだね……。よかったね、家康公……。

でも菩薩物吉の尺めっちゃ短くなってて泣いた。違うねん。初演の時みたいなやつがほしいのよ。

まぁただ、次の本丸シーンに物吉くんが引きずられてなくて、それは良かったかなと思う。一応時間軸が全然違うからね。

青江と石切丸の会話シーン、初演は青江が「似顔絵が上手かどうか」の話だけをしてるんだと思ってたんだけど、「君には僕がそう見えてるんだね」「……うん。……っほら、大倶利伽羅さん!」「ふふっ、あぁ、これを見た大倶利伽羅さんの顔が浮かぶよ」「……え?」っていうセリフが追加されててたことによって、解釈が変わってくる。もちろん、絵が上手かどうかの話もあるんだろうけど、これ、向こうの時代で姿形が刀剣男士のままではなかったっていう隠語なのかなって。別に言葉遊びの一環でもあったんだろうけどね。でも、そういうことだよね??

 

ここではライブパートについては触れません。いや、個人的にめっちゃ良かったんだけどね?あえて本編だけにしたいなって。

ということで、ありがとうございました。苦情は受け付けませんが、異論は受け付けます。

三百年の子守唄を観た話

笑いなよ、にっかりと

こんにちは、今回はミュージカル刀剣乱舞のお話をしていこうと思います。

まぁ、刀ミュを知ったのより先に刀ステを知っていたので、「幅広くやるなぁ、ステ本丸・ミュ本丸って名前つけて、いろんな本丸があるんだなぁ」くらいだけだったはずなんだけどな。

わたしは面倒くさいオタクであることを自覚しているので、2.5次元舞台の新作が発表される度に緊張する。わたしは「原作のイラストと同じ顔・所作・声でないと認めない」めんどくさいオタクなので、今まで2.5次元舞台に触れることは極力避けてきた。でもあんステで見事明星スバルを演じきった小澤廉くん、松ステで素晴らしいライブを見せてくれたF6の6人に落ちてからわたしの人生は変わった……。(実際F6には正しい意味で人生救われてるので抜け出せない)

だから、刀剣乱舞が2.5に足を踏み入れた時、めちゃくちゃ心配だった。まぁ、その心配は良い意味でも悪い意味でも裏切られる結果になるんだけど。

 

へぇ、僕に興味があるのかい?

最初にね、燭台切光忠役の東啓介くんに感動した。身長もほぼ同じ、声も所作もぴかちゅう。すごいよ、よくぞやりきった。君のおかげでわたしは2.5刀剣乱舞に足を踏み入れる決心ができた。ただ一つ、問題があって。

(ここから先、推しの人たちには大変申し訳ない話になるので、ご注意ください。)

佐々木くんの宗三がどうしても受け入れられなかった。わたしの原作の最推しは宗三と五虎退。次点で光忠。推しの光忠がよかっただけに、宗三がどうしても。いや、美しいのはわかる。ただ、宗三にしては顔が小さすぎるし、可愛すぎるんだよね。解釈違いだったってだけで。

~~~~

だから、刀ミュなんてノーマークだった。知ってても太田基裕千子村正やってるのを知ってるぐらい。でも友人の最推しが大倶利伽羅だったから、ちょっとだけでも観て!推しの村正観てるだけでもいいから!ってことでステとミュどっちも見せてもらった。ミュは真剣乱舞祭だったんだけど、それが終わりの始まり。

どっからどう見てもにっかり青江がいるが!?!??!!!彼だけ異常に「「本物」」なんだが!??!?!?!

いや、もっくんの村正もすごいよかった。キュートさMAXで脱ぐ脱ぐ言って絶対脱がないそのガードの硬さが最高。spiさんがいることも知ってたから、蜻蛉切の再現度もよかった。だがしかし。駄菓子菓子。

おいおいおい、どういうことだ、ジョニー?(誰?)

というわけで、なぜか手元にある真剣乱舞祭・三百年の子守唄のBlu-ray。ちょっと時間を置いて残りの真剣乱舞祭・歌合とみほとせの再演も買いました。再演の話は別記事に書きたいと思います。よかったらそっちも見てくださいね。

 

さぁ、斬ったり斬られたりしよう

前振りが長くなってしまった……。いろんな複雑な心境を持って刀ミュに足を踏み入れたことだけうっすら理解していただければ最高です。

どうしてもにっかり青江がしゃべって動いているところを観たくて『三百年の子守唄』を買ったんです。これは良いものを買いました……。

本編の大筋は、「徳川家康公の一生」。青江と大倶利伽羅が遠征中、ひょんなことからまだ赤ん坊だった竹千代(家康公)を預かり、その子を刀剣男士たちで見守りながら育てることに。しかも歴史上の人物に成り代わって!

原作(しかもゲーム)があるから当たり前なんだけど、セリフが一々一緒なのに感動する。「笑いなよ、にっかりとね」「さぁ、斬ったり斬られたりしよう」「僕に興味があるのかい?(真剣乱舞祭)」「そんなに僕に触れたいのかい?」「笑顔が一番だよ、最終的にはね」etc...

それをわたしが知ってる(思ってる)声で、仕草で演じてくれたのが最高すぎて……。

「青江は人間が大好きで、興味がある」ってあらやん言ってた通りに演じてくれてうれしかった。「大好きな人間になれた、人間1年生」な品行方正な青年が、赤ちゃんにおっかなびっくり、でも愛情を持って接し育ててる姿が美しかった。乳母車推してるシーンや、勉強を見てあげてるシーンのなんと愛情深いことよ……。

それと同じくらい、蜻蛉切の赤ちゃんのあやし方には笑った。「ふん!(槍を突く稽古)」「おぎゃ~」「お~よしよし」「ふん!」「おぎゃ~」「お~よしよし」この繰り返しがパパみを感じて愛だった……。

青江と村正の二人だけのシーンで村正の挙動不審ぶりに、愛らしさのあまり大笑いしてしまったよ。村正は大倶利伽羅や物吉と絡んでるときあまりにも楽しそうだからにっこりしてしまうね。そんな村正は他の刀剣男士たちみたいに「歴史上の人物として」かかわることなくしばらく過ごすことに。

吾兵と大倶利伽羅と信康様が愛。

家康とどう関わってよいのかわからなくて逃げ回ってた村正も、ついには「歴史上の人物として」関わることになる。

石切丸の「何十年も傍で支えた」ってセリフがあるけど、刀剣男士たちは何十年も姿形変わらないものだよね?そもそも服装からして当時の人たちにとってはおかしいものだし。っていうことは、姿形が変わる呪文的サムシングをかけてたのかな?

吾兵が亡くなるシーン。いやまさかこんなにあっさり亡くなると思わなかったんだよね。ストーリー上結構重要なキャラっぽかったし。いや実際重要で、亡くなったからこそ大きな意味を持つんだけれども。彼が亡くなったことをめちゃくちゃ悲しむ(が顔には出さない)大倶利伽羅にぐっときた。

そして検非違使のシーン。検非違使が出てくる直前、信康の死について話していた刀剣男士たち。でもそれを石切丸が一人背負おうとして。一人背うことを良しとしない、実は仲間思いのにっかり青江と信康にしっかり愛情を持っていた大倶利伽羅が一緒に背負いに行って。それを追いかける形で「村正伝説」を成しに千子村正、「村正は一人じゃない」って言って一緒についていった蜻蛉切。そして「幸運」を任された物吉貞宗

信康最期のシーン。直前まであんなににこにこリーダーしてた石切丸が急にシリアスになるのにはびっくりした。ちょっとわたし感情がついていけなかったの、バカだから。ううん、でも葛藤が強く感じたので結果オーライ。その後みんな検非違使にボロボロにされるのだけれど、次のシーンが家康の死の床だったから、みんなもそこで重傷撤退ってことで歴史上からは死んだことになったのかな??って思ってしまった(ヒント:彼らの実際の没年)。

いやだって家康のセリフが「おお……みんな迎えに来てくれたのか」だったから、つい。

死の床にいる家康を、もういないはずの家臣たちが迎えに来た。それだけで双方の思いが痛いほど刺さった。まぁそもそも刀剣男士たちには「正しい歴史を見届ける」っていうのも役目の一つだった気がする。

そしてさらに死んだはずの信康が。しかも信康は「掛川の百姓、吾兵と申します。」って名乗る。あぁ、このセリフ、聞いたことあるよ。信康が小さい頃にあこがれていた人の名前だよね。

しかも家康はその言葉に対して「あぁ、そうか……そうか」って安心したように言う。自分が与えた「信康」って名前を名乗られず「吾兵」って名乗ったのに安堵する。最期まで信康の死を後悔し続けた家康の見た優しい夢なのかもしれない。でも、刀剣男士たちが信康(吾兵)を目で追っていたということは、少なくともあの場にいたものたちにとっては現実だった。戦うよりも、草木を愛した信康のあるべき姿、あるべき一生を歩んでいるのを見られて安心したんだね。大切な家臣(吾兵)と大事な息子(信康)のあるべき姿を。

このシーンで一生の心残りを解消させた家康は、物吉の腕の中で眠る。このシーン、円盤に収録されているのは大千秋楽のものなんですよ。ここで物吉くんは死にゆく家康を腕に抱いてピンスポを浴びながら静かに泣いている。その姿があまりにも菩薩に見えて。そして母を感じた。「よくがんばりました。おやすみなさい」まさに母。今思い出しても泣ける。

家康の死後、家康の心残りが望んだ戦いのない平和な世界は、約300年続く。そう、だから「三百年の子守唄」なのだ。これに思い至ってさらに泣いた。だって、死にゆく人に対して、「さようなら」って言葉もあるのに、あえて「おやすみなさい」って。愛を感じる……。

この後、現在軸(本丸)に戻るんだけれど、直前まで物吉くんボロ泣きだったから、それが治まりきれなくて現在軸なのに涙引きずってるのを見てさらに泣いた。こんな”バグ”があるのが舞台の良いところ。

 

笑顔が一番だよ、最終的にはね

現在軸に戻った後、石切丸が挿絵を描いてるシーン。

青江が石切丸を元気づけるために、急に大笑いし出すのにはびっくりしたけど、「僕にだってこれくらいはできる」って言って「笑顔が一番だよ、最終的にはね」ってやってくれたの本当にぐっときた。

みほとせの石切丸、なんでもかんでも抱え込みすぎなんよ~~~~。周りを頼ろ??ね???

 

と・う・ら・ぶ

ライブパートなんですが。なんですか、あのえちえちパート。最高に曲もダンスも大好きです。

ミュージカル/ライブっていうことでしょうがないのかもしれないけど、石切丸が一等チャラくて笑った。神ファンサ。

 

 

『三百年の子守唄』の感想よりちょっと(?)脱線してしまった部分もありましたけど、長々とありがとうございました。

ヘタミュを観た話

やぁ、お兄さんだよ!(?)

ヘタミュって……すごいですね。

わたしヘタリア原作自体読んだことがなくて、キャラクターをちょっと知ってるくらい。

ヘタミュを知った頃、知っている俳優さんは植ちゃんと杉江くんとじぇーくんと廣瀬さん(結構知ってる)。その頃はそこまで2.5次元っていうジャンルにハマってなくて、「まぁ、別に見なくてもいいかな、原作知らないし」って思ってスルーしてた。

そんなわたし、最近ちょっといろんな良縁が巡り巡ってついにヘタミュを観ることに。

 

Singin' in the World

通称SW。この話はどっちかっていうと「はじめまして、わたしたちはこういうものです」っていう自己紹介舞台な気がした。世界会議を行うっていうストーリーよりも、キャラクターの可愛さが際立ってた。世界情勢もダイジェストでばーーーっと流れてったから、どっちにせよ、自己紹介メインだったのかな?

久しぶりに「ミュージカル」というものを見た満足感。刀剣乱舞ミュージカルに染まってしまったね……。これが本当のミュージカルっていうものだよ、わたし。

イタリア役の長江くん、喉に浪川さん住まわせてる???いや完璧じゃない??原作知らないけど、あんな感じのぽわ~としたキャラってことは知ってる。可愛さ天上突破。

中国役の杉江くんは、ビジュから決めてました。好きです。

ドイツ役の近江さん、全力でドイツを演じてて最高に好感持てます。

お兄さんだよ!!!!わたしフランス役寿里さんどちゃ好きになった。最高に好き。ヘタミュで最高に推しです。原作でも「お兄さんだよ!」って言ってるキャラな記憶があるけど、こんなにお兄さんで愛らしいお兄さんだとは……。

ヴェ~~~。

 

The Great World

通称GW。いや、めちゃくちゃ良かった。タイトルにもあるけど、Great!!!ぶーーーらぼーーー!!!!一番好き。兄弟愛の話はずっと好き。ストーリーもよかったけど、曲も最高に好き。EDが最高に好き。いや本当に愛してる。これからもよろしくね!がんばっていこうね!って感じで良い。前作よりも曲のパート分けが上手くて、よりミュージカルみを感じてさらに良いものになった。

大航海時代が軸だから、イギリスとアメリカの兄弟話がストーリー軸。前作よりもちゃんとしたストーリーだった。そして、前作よりもめちゃくちゃミュージカルだった。あ~~~廣瀬~~~~お前がナンバーワン。兄弟愛最高。お前たちがナンバーワンヒーローだ。

中国と日本の兄弟関係もよかったね。生意気な弟に振り回されるお兄ちゃんって感じで。あれもまた一つの愛だった。こっちは元々「生意気な」自我を持った日本だったから、気持ちが離れていっても、さみしくても悲しすぎることはなかった。

でも、イギリスとアメリカの関係は、お互いが大切すぎて起きた悲劇って感じ。周りの国がどんどん兄弟を作っていって楽しそうに思ったんだろうな。発見されたばかりで、国の自覚もまだ小さかったアメリカを、自分ナイズに育てるにっこにこのイギリス。どんどんいろんなことを吸収して自分を慕ってくれるアメリカは本当にかわいい弟だったんだろうな。

アメリカもアメリカで、自分の憧れるヒーローの姿にイギリスを重ねて、お兄ちゃんと楽しく成長していって。

でもそんな幸せな時間は長く続かなくて。イギリスは愛が重すぎたのかな。ヤンデレだね。好きだよ、廣ギリス。そんな愛の重さに耐えきれなくなって独立を決心したアメリカ。でもそれを受け入れられないイギリス。本当に独り立ちしていったアメリカに対するイギリスが本当につらくてぼろぼろ泣いた。あと、イギリスを必死に呼ぶフランスが最高にダサくて最高に好き。

あと、じぇーくん、スペイン兄さん、お前だ。終始素敵な笑顔をありがとうございます。トマト祭りをしてるスペインが楽しそうでなによりです。ずっと好きだった歌い手さんが昔スペイン兄さんの歌を歌ってたから、トマトの関西弁お兄さんでふそそそそそそそそって言うのは知ってたんだけど、じぇーくんが演じると最高に推し。

最後に中国と日本。長すぎて読み切れない、「わたしの大事な人の取扱説明書」をイタリアに、アメリカに託す中国兄さん。十二分にお兄ちゃんだよ。日本のお兄ちゃんだよ。「これからどんなに1番になっても、つまらない国になるな」って思いを託す中国を愛した。

そしてイギリスとアメリカ、最後の兄弟でぶん殴り合うシーンが最高に好きです。武器を持つことはなく、己の拳で物理的にも精神的にも痛い思いをしながら思いを伝え合う兄弟愛、美しいですね。

中国と日本、イギリスとアメリカ、弟にとってはお兄ちゃんはいつまでも最高のヒーロー。ナンバーワンお兄ちゃん。

夢の話はずっとしてこうね。

ドッキリ大成功☆ byフランスお兄さん

 

In the new world

通称NW。(パンダよりも猫が好きな)日本に猫をあげたら喜んでくれるかな?GWですね、わかります。

地味に前作で歌ってた「1,2の3で枢軸国」の曲は好きだったから、最初のシーンであんなに悲しい曲になるなんて……。「1,2の3でさよならだ」「1,2の3でバラバラだ」なんて言わないで……。

みんなお歌どんどんうまくなってくね。おかげでめちゃくちゃ感動する。

今回の話軸では「おれさま日記」を読んでいるっていう設定だから、舞台道具が大道具も小道具も本でめっちゃよかった。ページをめくることで場面転換する演出最高に良き。

日記を読んでるはずなのに、プロイセンの存在感が圧倒的過ぎて。

でも舞台上に存在してくれたおかげで、最後にドイツに思いもなにもかも託すシーンがぐっときた。GWに引き続き、なんでこう、お兄ちゃんってのは愛に溢れてるんだろう。

観たのが実は円盤じゃなかったから、大阪・東京千秋楽の2公演しか見てないんだけど、千秋楽ならではの雰囲気で。東京大千秋楽版なんてやばかった。涙と愛しかなかった。なんだあの素敵空間。

後から聞いた話なんですが、観てる間、小道具にしては中に写真がいろいろ貼ってあるおれさま日記がすごく気になってたんだけど、あれ本当にキャストたちの写真が貼ってある日記だったのね……。集合写真ぽい写真はちらっと見えてたから、白紙にしてないんだ~くらいの気持ちだった……。しかも貼ったのプロイセン……(スタッフさん)いやなにそれ……愛じゃん……。

時間軸は第二次世界大戦後で、原爆ドームが背景の焼け野原だったから、「一生緑の生えることがない大地」とまで言わしめた、あの広島・長崎の大地を思い出して泣いてしまった。そうだね、日本は奇跡を起こしたんだよ。桜を満開にさせて。

「約束の地」が日本だったから、最後は満開の桜の下で青空世界会議を行ったわけだけど、この終わり方、めちゃくちゃ日本人が描く終わり方って感じ。悪口ではないです。日本人桜大好きだからすぐこういうの思いついてしまうよね。

それは置いておいて、「再生不可能」って言われてた日本の大地をみんなが笑顔で再会できる場所になるまで再生させた日本を思って泣いた。

余談ですが、世界大戦後、1964年に行われた東京オリンピックですが、「戦争に大敗を喫した日本はここまで復活しました!」って海外に思い知らせるとともに、「戦争で失ったものも多いけど、この”平和の祭典”を機にまたみんな強く生きていこうな!」って国内に鼓舞するためのものだったからこそ国内外に大成功を収めたのであってだな、過去の栄光にすがってなにも成長していないこの時代に東京オリンピック固執するのは違うと思います。

 東京千秋楽の最後、まるかいて地球の時のお兄さん、髪にリボンしてて最高に好き。お前はそうやって私を喜ばせる!!!

 

まるかいて地球!ヴェ~!

長々とありがとうございました。異論は受け付けます。

 

 

*ヘタライ(幕張)を観た話(8/17追記)

(映像を見ながら進行順に書いているので、語彙がなくて読みづらいと思いますが、ご容赦ください。)

・みんな舞台の時よりもだいぶ髪がシャープになってて涼しそう(動きやすそう)。

・刀ミュの時も思ったんだけど、一コンテンツ、しかもいわゆる「オタク文化」である2.5次元コンテンツがこんな大舞台で「ライブ」という形で5公演もやれるって、本当に愛されてる作品しかできないよなぁ。愛されて、汚い話、お金がある作品しかできないと思っているので。ライブはミュージカルだからできるんだろうけど。音楽メインだから。音楽はもちろん、衣装も映えるよね。

・元々みんな元気に動く舞台だったけど、ヘタライは会場が馬鹿でかい分、めちゃくちゃ動き回っててしんどそう。お兄さんが最初の方で(回替わり要素?「時が止まってる~~!!お兄さんタ~~~イム!」の時)で「あ~~!!!疲れた!!!これ結構しんどいんだよ!!」って言ってるの、結構本心そう。衣装もみんな軍服だからがっつり着込むやつだし。

・セトリ調べたらめちゃくちゃ曲あって、正直「うわっながっ、そりゃぁ収録時間こんなに長いわけだよ」って思ったけど、そういえば1曲1曲そんなに長いものじゃないから、気づいたら半分くらい終わっててびっくりした。でもあっという間だったけど、しっかりちゃんと1曲1曲に見どころがあって、幸せだなぁって思う。あと、もちろんなんだけど、普通に聞いたことある曲ばっかりだから、いつの間にこんなにたくさんのすばらしい曲を浴びてたんだろうって感慨深くなった。

・果てしなくお兄さんが自由で好き。大好き。愛してる。愛してる以上の言葉を教えてほしい。

・舞台観てるときから思ってたんだけど、オーストリアさんってあれ、バイオリン本当には弾いてないよね?さすがに。本当に弾いてないとしたら、あれちょっと弾いただけでも音出るものだから、あんだけ演出に使ってても音出てないってことは、弓の弦、緩めてるのかな?全然音入ってなくていつも不思議に思う。本当に弾いてたら惚れるどころの話じゃない。

・ロシアとアメリカの煽り、めちゃくちゃ楽しそう、いいなぁ。ウェ~ブとかやりて~~~~~!!!!!ウェ~ブウェ~ブ、ウェ~ブウェ~ブ(これは私の最推しグループ)

・「これより~はじまる~せかい~か~いぎ~」いやめっちゃ好きなんだよ、この曲

・リフト上がった時の高本くん最高にかわいいし、長江くんの行儀の悪さかわいいし、「わたしをリスペクトしてるアル~」もかわいいし、「シャラップ」ってさらっと言われる高本くんかわいいし、「みんなに言わなきゃいけないことがあったんだ!」って言ってる横で寿里さんがなんでか顔がぎゅっってなるのかわいいし、準備の間カメラで遊びだす杉江くんかわいいし、高本くん本当に愛されてるし、端っこで遊んでる長江くんと杉江くんかわいすぎる

・長江くん「な、なんでだろう、すごいプロイセンが不利な気がする……笑」

廣瀬「正直何かするやつをあしらうことは慣れてるんだけど、自分が何かをするのは慣れてない」だけど圧倒的強者な廣瀬で、廣瀬勝ったけど、日本vs.オーストリアの後ろでわちゃってるイギリスとプロイセン、これは愛。大好き。イタリアvs.ドイツの後ろでもわちゃってるイギリスとプロイセンも愛。中国のまねするイタリアの時、お兄さんに抑えられてる中国がかわいすぎた。「どうでもいいけど、ワタシを前座みたいに使うんじゃないアル。やったことないアル」って言って一緒にやるのきゃわだから💢💢

プロイセン振られて絞って出たのが「みんなでオーストリアの眼鏡かち割ってやろうぜ!」なのかわいすぎる。そして「絶対割らせませんからね」って横で言ってるのも笑った。喧嘩した後の、後半戦の最初が『約束の木の下で~in the new world~』なの、最高に良い。そうだね、『世界会議』の後は『約束の木の下で~in the new world~』だよね。そしてちゃんとアンサンブルの方々のメインシーンあるの良い。そんで演出的に一番上に来るのが日独伊なの最高。

・『約束の木の下で~in the new world~』の最後日独伊トップからの『1・2の3で日独伊』に入るのも最高かよ~~~うわ~~~大好きです。『1・2の3で日独伊』に入るためのその配置だったのかもしれないけど、普通に感動する。

・じぇーくんは別の舞台だったんだねぇ。「トマト祭りのスケジュールが」なるほど、わかりました。と思ったら最後感動秘話じゃん。愛じゃん。いや、好きです……。もう……。じぇーくん本当に大好き、愛してる。

・ウエディングドレス着てるお兄さん最高に可愛い。いや、本当にかわいい。愛。画面がカラオケのデュエット曲パロで笑った。デュエットのラブソング歌うやつ、カラオケでバカップルがやるやつだよね。知らんけど。あとギャグドラマ。イギリスの逃げ回り具合と、「あとは鐘を鳴らすだけ」ってゲス声で言うお兄さんもすべてひっくるめてこの曲いいな。

・伊「現場からは以上です」独「イ、イタリアよくその曲を幕張メッセでやろうと思ったな……」伊「うん、俺もセトリ見て、えっこれやるの?って思った」

・伊による独の歌で笑った次が『大事な取り扱い説明書』からの怒涛の神曲やめろ????は????こんなん泣くが???????ここでみんなの目が潤んでるの、一緒に泣くからやめろ。『胸を張って』に関しては、あのね、実は私死ネタが地雷なんですよ。で、NWって言ってしまえば死ネタじゃないですか。だからドイツがおれさま日記を読んでその周りでプロイセンが激励言ってるの、最高に好きだけど、最高に胸にキて苦しい。ほら~~~杉江くんめっちゃ泣いてるじゃ~~ん~~~~~あ~~~~~

・『星に願いを』で感極まって植ちゃんに抱き着く杉江くんを愛した。なんで卒業してしまうん?

・アンコール前のED曲として、『百年旅』持ってくるの、最高です。本当にありがとうございます。GWからずっと最高に好きな曲です。

・アンコールでプロイセンがピヨちゃん肩のっけて来てくれるのうれしい。ていうかこの場でみんなが愛を叫ぶの最高に好き。愛してる。こちらこそ、ありがとう。

・すぎえ……がんばれ……本当にむり、好き。愛してる。まじで卒業式じゃん。泣くから。いや泣いた。でもちょこちょこ笑い混ぜてくれるのありがとう。「崚行が作ったカンパニーだよ」ウッ……。すぎえくんってこんなに泣く子だったっけ……。それだけ、本当にヘタミュカンパニーが大好きなんだなぁ。

・いや本当にフランスお兄さんありがとう。一番の癒しだよ。メルシー。

・バカばっかって言っておいて、その後ボソッと「愛おしい」って言うのまじで……ひろせ……愛じゃん……。ね~~~~~~~~アメリカとハイタッチ~~~~~~~~~~~ね~~~~~~~~~~~好き~~~~~~~~~~~~~むり

・2人で1人のドイツだよ!!!!!!!!!!ダンケシェーン。

・長江くんめちゃくちゃしっかりしてるよなぁ。でもそんな子がみんなに愛されてて愛おしい末っ子やってるの見ると泣く。わたしも大好きだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!「終わりたくない」って、「一区切り」って座長が自ら言ってくれるの本当にありがたい。また会おうね!チャオ!!!

・みんなでここでお泊りしような!

・形に残るからこそ、こうやってわちゃってやってくれるの、本当にオタクは好きだし、ありがたいよ!!

・『僕の原子は君の想いでできている』でみんな泣いてぼろぼろで、お兄さんなんか高音が出づらいせいで余計に苦しそうに歌ってるのがぐっときた。

・このカンパニーにとって、3年間っていうのは家族同然の、家族よりも密度の濃い時間だったんだろうな。

 

*ヘタライ(大阪)を観た話(8/17追記)

召喚獣としてスペインとプロイセン呼び出されてるのには笑ったけど、召喚獣呼び出されてるとき、イギリスの膝にいるアメリカとイタリア、めっちゃわちゃっててかわいい……。尻ソムリエ2人ともすごすぎて大笑いした。

・あ~~~ちゃんとスペイン兄ちゃんのとこスペイン兄ちゃんが歌っててうれち~~~~!!

・ていうか、あれ???オーストリア、バイオリンに肩当つけてないの???いくら小道具とはいえ、さすがにそれだと使いづらくない??まぁ、ちゃんと使うわけじゃないし、どっちかっていうと持ってるだけだから逆に外れる心配とか調整とか考えると別にいいんだろうけど。そもそも肩当してない人とかいるのかな?ピアノ自体はちゃんと弾けるのかな?

・すぎえくんがパンダのぬいぐるみでめっちゃ遊んでるの可愛すぎる……すき……

・『わざわざ歌に~』の可愛いお兄さんの次に『連合軍VSドイツ』の冒頭お兄さん、最高にかっこいいやが?!??!!?!あ?????!??すき

・ギャグキャラ、ロシアはいつもの流れだからわかるんだけど、日本が呼び戻されたとき絶対プロイセン呼ぶと思ったわwwwwwwwwwwwwwまってwwwww照明全部落とすなwwwwwww自主的にアメリカがギャグやるとは思わなかったwwwwwwwしかもイギリスに叩かれるのねwwwwあと、急に台本入るなwwwwwww「じゃあ僕からだね!いくよ」じゃねーんだわwwwwww

・何度でも言うけど、『世界会議』でかっこいい低音から始まると同時にみんながかっこよく入ってくるの、めちゃくちゃ好きなの。かっこよく椅子の前に立って椅子に座るのかっこよすぎる。まぁ、大阪では椅子ずらされて爆笑したけど!!!!!

・プレゼントのフランスバージョン、全裸とか欲しがりませんお洋服とかめっちゃ好きだったのにひろせ最高に真顔でそれはそれで笑った

・今回の世界会議、みんなの愛のある物まねばっかりで愛を感じたし、好きだし、楽しすぎる

・お兄さんなオーストリア大好き!!!!!!!!!!!!ん~~~~~まっ!!!!イタリアみたいなオーストリアも大好き「なんだっけ」じゃねーんだわwwww

・逃げれると思ったプロイセンが結局シード席みたいで良きwwwwwしかも「俺の親戚みたいな」ってwwwいじり役同士wwww僕っ子高本くん好きだよ!「おいお前ら、今からロシアのママチャリ曲げに行こうぜ!」じゃねーんだわ、意味わかんなすぎて面白いからやめろ!というか「おい、おめーら」シリーズ最高だからwww

・後半戦の始まりが『約束の木の下で~in the new world~』なの、NW観てた時に感じた、「これからも一緒によろしくね!仲良くしようね!」っていう、「これからも続く」っていう気持ちが感じられてパーフェクトです。

・一緒にジャンピング土下座やる中国かわいい

・これで、本当に千秋楽だね……。

・『胸を張って』の杉江くん、いつも声が泣いててこっちが泣く。今回に関しては長江くんと高本くんがめちゃくちゃ泣いてて……もう……。

・『神様のしずく』、なんでこんなに素晴らしい曲なの……?約束だよ。また花が咲く、その時まで。

・すぎえくん「世界は歌でつながってるアル」って言ってくれてありがとう。

・幕張と大阪、みんなで大合唱する歌詞が『星に願いを』の「希望の船に乗って、君に届いてほしい」なのがさぁ、もうさぁ。いや、たぶんどの歌詞でも泣いてたけど。

・高本くん、めちゃくちゃ涙もろいのかわいいな。それだけヘタミュカンパニーのこと大好きなんだなぁ。この時はまだまだ若手っていうくくりの高本くんで、まだまだ発展途中だったからこそ、このカンパニーは彼の成長に本当に糧になっただろうし、本当に大切な思い出であり、勉強だっただろうな。だからこそ、この涙なんだろうな。

・じぇーくんがこんなに泣いてるの、初めて見た。というか、じぇーくんや杉江くんに限らない話なんだけど、キャストがキャストとして、観客の前でこんなに泣いて本心をめちゃくちゃしゃべってくれることなんて、そうそうないから。じぇーくん普通にロシア忘れててすごい。わざとかと思ったもん。

オーストリアが「まじでないから」っていうの、普通に笑った。

・杉江くん、「みんな(観客/ファン)のおかげでヘタミュたらしめてくれた」って言ってくれたの本当にうれしい。私は後から知った勢だけど、これは現地行った民はこの上ない幸せで誉れな言葉だと思うよ。泣かなかった!!ロシアのために最後まで泣かなかったね!えらい!

・ロシア、「ゴールなんてないけどって歌詞で、GWの時は本当にゴールは無いと思ってた。けど、今日、僕たちはゴールテープを切るわけだけど」なんで泣かせてくる???う~~~好き~~~~

・お兄さん、ずっと強かった。。。いつもカテコでわたしたちの人生を明るく照らしてくれるお兄さん、もとい寿里さん最高に好きです。イギリスを亭主ですって紹介するの笑った。

・ひろせ~~~正直すぎる~~~そんなに悩んでたの~~~???おまえ~~~~~ありがとう、この場にいてくれて。本当にありがとう。ひろせ絡みづらいって言われてるの笑った。そんなんだったっけ?ついったでのイメージが強いから、オタクのわたしたちに近い存在だったし、俳優よりも声優を目指してたのも普通に応援してたし、刀ステの一期は結構楽しそうにやってた記憶があったんだけど、あれ?居場所見つけたんだね。そっかぁ。ありがとうね。

・自信しかないアメリカ、本当に国としての「アメリカ」っぽくて、最高に好き。

・「あなたは僕の人としての目標です」って言われるの、めっちゃよくない??うわ~絶対うれしいじゃん、おっきーさん……人柄出るなぁ。

・りゅーこさん、自他共に「りゅーこさん(俺)に近づくのはやめときな??????」って必死に止めるの、さすがに笑った

・わたしの知ってる植ちゃん、松ステの植ちゃんだから、関西弁で喋ってないのめっちゃ違和感ある。「だからあなたがロシアに選ばれたんです」って言葉で荒木さんが大演練でステ青江に「ミュで青江を演じたのは俺だったけど、でもステに必要だったのは真白くんだった」って言ってくれたのを思い出した。適材適所。そこにあなたがいるのには、理由があるんだよ。「俺がいなきゃなんにもできなかったよね」って言われる杉江くんが愛おしい。でも「君がいなきゃ日本はできなかった」って言ってくれたのありがとう。

・お兄さん!!!!最後にリボン結んできてくれて本当にありがとう!!!!!「良い旅を」!!!!

・イギリスとアメリカ、「俺?」\(国名)/ってやるの一緒で兄弟み感じてにっこりした。

・なんで……なんでヘタミュ終わってしまうん……なんで、こんなすばらしい作品が終わったのが2年も前なの……?ねぇ……?絶対この間に2回くらい新作作ってるだろ!?!??なぁ!??!?!?

・公演時間4時間越えって、普通に私の最推しのライブじゃん(?)でもあれは前半2時間はゲーム実況のおかげでわたしたち座れてるから、このライブは4時間以上もよく立ち続けたな……

・原作もよく知らない。舞台もライブもすべて映像に残ってる、あとから観た勢だけど、上記にいろいろ書いたけど、申し訳ない、ごめんなさい、これだけは言わせてください。冗談抜きで、これだけいろんなに人に感動を与え、愛され、愛してる作品・カンパニーは他に無いと思います。だから、パースター!!絶対また会おう!!!!チャオ!